ご挨拶
— 静けさを生きる —
2026年、私は65歳という節目を迎えます。
いわゆる年齢の区分を意識するよりも、
いま私の内側で確かに起きている変化に、
静かに耳を澄ませていたいと感じています。
限りある時間のなかで、
外側の期待や役割ではなく、
内奥から響いてくる声に正直であること。
それは私にとって、
「よく生きる」ということの
ごく自然なかたちです。
これまで私は、
心理療法やボディワークを通して、
人の身体やこころ、関係性の深みに
長く関わってきました。
その歩みのなかで、
いつも確かに在り続けていたものがあります。
それは、
何かを意図する以前に、
行為の背後に静かにひらかれている
内なる静寂でした。
これまでの活動では、
その静けさは
前面に語られることはありませんでしたが、
常に、実践の底流として息づいていました。
いま私は、
その静寂そのものを軸とする在り方を選び、
この場を Hridaya Space と名づけています。
Hridaya Spaceでは、
身体に還ること、
呼吸に委ねること、
音やリズムと共鳴することを通して、
静けさへと自然にひらかれていく時間を
大切にしています。
ボディワークやドラミングは、
何かを達成するための手段ではなく、
すでに在る静寂に気づいていくための
ひとつの扉にすぎません。
身体をととのえること。
音に身をゆだねること。
呼吸の微細な変化を感じること。
そして、
行為と行為のあいだに
そっと立ち現れてくる
沈黙に耳を澄ますこと。
そうした実践のなかで、
内奥から満ちてくる静けさとともに、
日々を生きていく。
Hridaya Spaceは、
そのような時間を分かち合うための場です。
ここは、
目標や成果を求める場所ではありません。
ただ、
静けさを軸に生きてみたいと感じている方が、
一息つき、
自分自身と静かに響きあうための
ひとときの宿り木でありたいと願っています。
もしこの在り方に、
何かがそっと触れるものがあれば、
どうぞ、静かな気持ちで扉を叩いてみてください。
贄川治樹
Haruki Niyekawa
ー
※経歴や資格といった外側の情報は、
Hridaya Spaceの本質ではありませんが、
私の背景を知りたい方のために、
プロフィールページ(外部サイト)を
ご用意しています。

